ゴルフ会員権取得時の手数料はいくらになるのか
会員権取扱会社を通じてゴルフ会員権を買うと、手数料を報酬として請求されます。これは取扱会社ごとに金額を設定することができる費用ですが、会員権取引業組合のメンバーに含まれている取扱会社に関しては、原則としてどこに依頼をしてもゴルフ会員権取得時の手数料は同じです。2023年1月現在、会員権取引業組合の構成員となっている会社のゴルフ会員権取扱手数料は、会員権の価格が250万円以下の場合は定額で5万円、250万円を上回る場合は価格の2パーセント前後の金額となっています。ただし、これは消費税が含まれていない場合のもので、含めて考える場合は各金額を1.1倍します。
つまり、ゴルフ会員権の手数料は税込みで275万円を上回るかどうかで変わり、275万円以下の場合は一律で5万5千円となります。ゴルフ会員権の取扱手数料は会員権価格と同様で、社会情勢の変化に応じて増減しています。会員権の市場取引価格が急上昇していたバブル経済期は、報酬として支払う額も数十万円にのぼりましたが、バブルが崩壊すると会員権価格とともに報酬も下落して、現在のような相場となっています。会員権の取得時には、この他にも名義書換料や預託金などさまざまな費用が発生します。
会員権自体も高額ですが、諸費用もまとまった金額になります。すべて現金で支払える見込みがあればそれに越したことはありませんが、用意するのが困難な場合はローンなどの手段を利用することも検討してみましょう。
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