ゴルフ会員権を購入する目的でローンを組みたい場合、金融機関や信販会社に申し込む際には指定された書類を提出しなければなりません。その必要書類は大きく、身分証明書、収入証明書類、借り入れ目的が確認できる書類に分けられます。身分証明書は、公的機関が発行しているものであればほとんどのものが通用します。代表的なものには自動車運転免許証、パスポート、個人番号カード、健康保険証が挙げられます。

もし、これらを用意できない、あるいは利用したくない場合は住民票の写しや税金の納税証明書など、自治体の役場で請求できる書類を利用することができます。提出しなければならない身分証明書の点数は申込先によって異なるので、よく確認しておきましょう。収入証明書類は、直近の申込者自身の収入の取得状況を示せる文書です。公務員や会社勤めの人であれば源泉徴収票や給与明細書、それ以外の人であれば確定申告書の本人用控えや課税証明書、住民税決定通知書が該当します。

課税証明書にはいくつかの形式がありますが、給与収入等が記載されているものでなければ無効なので注意しましょう。借り入れ目的が確認できる書類とはもちろん、ローンを組んで購入するゴルフ会員権について、費用などがわかる資料のことです。会員権は取扱会社の仲介のもとで取引を行うのが一般的で、一連の手続きの中で取扱会社側が作成する見積書がゴルフ会員権購入ローンの申込時に利用できます。取扱会社を利用しない場合は、手に入れようとしている会員権の内容や、取得にかかる費用がすべて記載されている文書が必要となるでしょう。