ゴルフ会員権の預託金返還請求の弁護士費用の支払い方
弁護士にゴルフ会員権の預託金返還請求の手続きの代理を依頼した場合、請求される費用については一括払いが原則です。弁護士が在籍する法律事務所では振込用の銀行口座を持っているので、指定された日時までに費用を全額払い込みます。事務所によっては一括で支払えるのであれば、クレジットカード決済や電子マネー決済も選択可能としています。ただし、依頼者の事情によっては、弁護士の裁量で銀行振込による一括払い以外の方法を選ぶことを認めてくれる場合があります。
よく認められることが多いのが分割払い、つまり請求される弁護士費用を複数回に分けて支払う方法です。クレジットカードやローンを使った分割払いとは異なり、弁護士の裁量で認められる分割払いには利息が上乗せされることはありません。分割回数は話し合いによって決まることになりますが、極端に多い回数を設定することはできません。生活面に影響がでない範囲で、上手に回数を決めましょう。
ゴルフ会員権の預託金返還請求については、着手金を有料としている法律事務所が少なくありません。着手金は、弁護士に正式な処理の依頼を行った段階で発生するものですが、後払いは原則として認められません。しかし、後払いにせざるをえない事情がある場合や、弁護士が請求する費用の確実な回収が見込める場合など、限られた条件のもとであれば、しっかりと説明を行うことで依頼に応じてもらえる可能性はあります。ゴルフ会員権の預託金はそれなりに高額であることから、請求される弁護士費用も高くなることが予想されます。
もし、高額の費用を支払う余裕が無いのであれば、弁護士に正直にそのことを話して相談しましょう。
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