ゴルフ会員権預託金返還請求における弁護士費用の内訳

ゴルフ会員権の預託金を確実に取り戻したいのであれば、この種の事案に関して豊富な実績がある弁護士に依頼をする方法がおすすめです。弁護士は業務として関わることになるため、他の法律問題についての依頼を受けたときと同じように、依頼者には費用を請求してきます。請求される弁護士費用の主な内訳は相談料、着手金、成功報酬、実費で、依頼先ごとに金額は異なります。弁護士に法律に関する問題を相談する場合の相談料は30分で5千円程度が相場ですが、ゴルフ会員権の預託金返還に関しては初回に限り相談料を無料としている法律事務所が少なくありません。

ただし、有料であったとしても、相談した事務所に事案処理を依頼すれば無料にしてくれる場合があります。着手金は、業務として関わる事案の成否に関係なく支払うことになる、弁護活動のためにあてられる費用です。相場は数万円程度ですが、正式な依頼を受けられる可能性を上げることなどの目的で無料にしている所が少なくありません。これに対して成功報酬は、ゴルフ会員権の預託金の返還に成功した場合に請求される費用で、返還を受けられたお金の15%から25%程度が支払う費用の相場となります。

着手金が安く設定されている所の中には、成功報酬を高めにしている所が少なくないので、料金はよく確認しておきましょう。実費は、事案処理の過程で発生する必要経費のことを指し、ゴルフ会員権の預託金返還請求においては収入印紙代や郵便代金代などといった細かい費用が該当します。弁護士費用全体に占める割合は決して多くありませんが、無視できない費用です。

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